天変地異が起きたとき

いつ起こるか分かったものじゃない

日本という国は将来的に、大きな天変地異に見舞われるだろうと度々予測されている。中でも近年特に注意として挙げられているのが、東海沖を始めとした巨大地震が起きるだろうと、そんな予測が立てられています。2011年に発生した東日本大震災においても誰もが予想だにしなかった大きな災害をもたらした。これによって人的被害はもちろん、物的被害は言葉に尽くせないほどの惨状になってしまった。

不謹慎かもしれないが、その中にはまだ新築で不動産投資を始めたばかりだった、なんて人がどこかにいるかもしれません。せっかく購入して少しでも生活の足しになるようにと始めた人が、瞬く間に無残なほど散ってしまったと考えたら虚しさを通り越してしまうだろう。

こうした予測不能の、いつ起こるかもしれない天変地異を始めとした災害などに対処するという意味でも物件にかけておきたい保険はたくさんあります。リスクを恐れて投資はできないとはいうが、正直家賃の滞納などよりも一番怖いリスクではないでしょうか。もし投資したマンションが崩落はしなくても、住民が住める状況で無くなったらとなれば、出来る限り修復しなければなりません。オーナーとして当然の判断だが、だからといってマンション一棟を建て替えるとなったらその費用は正直計り知れません。

そういう意味でも不動産投資をする人は、物件に関係する保険への加入についても積極的に考える必要性が出てくるわけだ。

加入しておきたい保険

地震保険

日本といえば何と言っても地震、などと誇らしげに言っても誰からも称賛の言葉はもらえませんが、発生する頻度で言えば世界有数の地震大国だ。東日本大震災においては震度7を計測し、それだけでも被害が大きかった。後に起こる津波により人間は夕に及ばず、建物も動物も、車も自然も何もかもが濁流に飲み込まれていってしまったものです。ここまでになると保険の対象というよりは国が負担すべき補償となってきますが、それでも地震による被害が不動産に生じたらすぐに対策を練る必要があります。

技術的には耐震性の富んだ不動産も増えてきていますが、それでも万全とはいえません。だからこそ予測不可能な天変地異に際して加入しておきたい、地震保険というものがあるのだ。この保険によって火災保険では保証されない、地震発生による遠因で起こった火災や津波などにも補償がついてくるので、2011年以降はその価値を改めて見なおした人も多いはずです。不動産投資をする上でのリスクを想定した場合には、絶対に加入しておきたい保険だ。

地震保険の種類

地震保険と言っても色々な種類がある、1つはオーナー自らが加入して、専有部分に対する地震保険と、もう1つはマンション組合が加入する、共有部分の地震保険の2つになります。どちらも加入しておいて損のないものとなっているが、あくまでオーナーに対応するのは建物そのものに関してのことだ。

一般の住居人までとなると、ここに加入しなくてはならないのでこの点は投資した人間が気にするべきことでもないでしょう。

火災保険

地震保険ではあくまで地震が原因による災害を対象としていますが、人的か自然か、どちらにしても生じる不動産によく起こる災害といえば火災だ。マンションを始めとした不動産において必ずと言ってもいいほど加入することを強く求められる火災保険の存在も欠かせません。物件によっては入居条件として火災保険への加入が義務付けられているケースもあるので、オーナーとしてそうしたリスクが生じた場合に、少しでも振りになるようなことにならないよう加入を入居希望者に求めるのもありだ。

またこうした保険の加入状況を確認するという意味でも、定期的に入居者全体が規則を守っているかどうかを確認するのも、オーナーとしてやるべき仕事となっている。

何かあったときのことを考えて

不動産投資をすれば、そこに住もうと決意した人が出てくるのは当然のこと。ですが天変地異を始めとして、いついかなる時にどんなトラブルが生じるか、誰にも予測など出来ません。先に話した天変地異もそうだが、マンションなどにとってなるべくならそうした事態は避けたいのが、入居者が自殺するケースでしょう。人が死んだ不動産、そう名が付くだけで住みたいと希望する人は減ります。どんなに立地条件が良くても、ここでかつて人が死んだという事実があるだけで心理的に負担を伴ってくる。

その他にも考えなくてはならないリスクは山ほどあるが、不動産投資というものを考えていく中で最初からこうした危機的状況を想定し、対処できるよう考えている人というのは中々いないものだ。地震や火災などの保険は備えあれば憂いなしだが、入居者の自殺については正直どうしようもないでしょう。オーナーとしてできることは、もし自殺した場合には遺族などに対して賠償請求をする旨を告知することくらいだ。これについては所定の手続きを踏んでいれば何の問題もないため、出来るなら考えたくないと思う以前に、発生するかもしれないと予想して動いたほうが不動産投資によるリスクによる、不動産価値へのダメージを軽減する事もできるのです。

世の中美味しい話ばかりではない、知らないと怖い不動産投資